頭浴の儀SCALP & HEADSPA
第一の儀椿油で頭皮を解し、湯桶の湯で丁寧に流す。乾燥儀は和ろうそくの灯の下で、ゆるやかに。
- 椿油の頭浴Camellia Oil Scalp 45 分 ¥ 12,000
- 薬草頭浴Herbal Steam Scalp 60 分 ¥ 16,000
- 深掘りの頭浴Deep Scalp Ritual 90 分 ¥ 22,000
派手な煌めきも、急かす言葉も置きません。
椿油の薫り、湯気の湿度、障子越しの柔光のなかで、頭皮から髪、衣、結い手の所作までを、一連の「整いの儀」として承ります。
受付から茶までの六段。
急がず、ひと所作ずつ。
身体と心を、外の音から少しずつ遠ざけていきます。
椿油で頭皮を解し、湯桶の湯で丁寧に流す。乾燥儀は和ろうそくの灯の下で、ゆるやかに。
髪は梳き、削ぐ前に整える。木櫛で繰り返し梳き、毛流れに沿って鋏を入れます。
着付け師が、所作と佇まいに合わせて着丈と帯位置を整えます。式当日朝の特別枠もご用意。
古典の髷から夜会巻きまで。髪を結う前に、まず頭浴で地を整えることをお勧めしています。
四つの個室は、季を一つずつ宿しています。
障子・畳・水屋・銘木 ── どの間も、扉を閉じれば外の音が消えます。
床の間に椿一輪。八畳の主室で、頭浴と結いを通しで承ります。
露地の景色を望む間。着付けに適した広間です。
苔色の壁と檜の床。長時間の頭浴・トリートメント向きの静室。
夜半枠専用の小間。和ろうそく一灯と、湯気の気配だけ。
伊豆大島の生搾り。頭皮を解し、髪の表面を一枚薄く守ります。
奈良の本柘植を職人の手で削り出した櫛。静電気を避け、髪に沿わせます。
檜の小桶。湯温は人肌より少し高く、ひと注ぎずつ髪に当てます。
受付では墨を一筆。お名前と、その日の願い事を一行だけ書き残します。
櫨蝋から成る和ろうそく。施術の合間、灯りはこれ一つで足ります。
地下から汲み上げる軟水。湯にも、最後のひと滴の濯ぎにも、これだけを。
TSUBAKI YUKARI
主宰。京の祇園で日本髪を学び、その後パリで現代的なヘアセットを習得。古典結いと夜会巻きの両軸を担う。
HARI SHIZUKA
頭皮療法の道に十四年。椿油の頭浴と薬草蒸しを軸に、深い眠りの淵まで連れていくこと。
SHINOHARA SHIORI
京都の着付け教室で師範を務めた経歴。式当日朝の特別枠を一手に引き受ける、椿の纏いの要。
朝、店を開ける前に、必ず床の間に椿を一輪挿します。咲き切らないものを選び、葉は二枚だけ残す。何かを足すのではなく、何かを引いていく。
お客さまをお迎えするのは、私たち結い手の手の温度よりも先に、この一輪の椿だと、いつも感じています。
── 立春の頃に頭浴の最中、髪は喋ります。乾いている。ねじれている。少し疲れている ── 触れる側がそれを聴き取れるまで、本当の頭浴は始まりません。
ですから、最初の十分はただ湯桶の湯を当てて、髪の声を待つだけ。お客さまには、目を閉じていただきます。
── 雨水の頃に日本髪を結う稽古をしていた頃、師に言われたことが今も残っています。「結ぶな。沿わせろ。髪は、引っ張られたら必ず反発する」。
この言葉は、髪に限らず、暮らしのほとんどに当てはまる気がするのです。椿の結いは、いつも沿わせることから始めます。
── 啓蟄の頃に¥12,000/ 一儀
¥180,000/ 年
¥18,000/ 一儀
※ 価格はすべて税込みのご案内です。複数の儀を組み合わせる場合は、儀の合計より一割ほどお安くお取次ぎいたします。
※ 当日朝のお仕度(婚礼・式列席)は別途お問合せください。
お初めの方は、まず椿の間にて、ひとときお茶をご一緒できればと存じます。
ご都合のよい節気を、お知らせください。